水彩色鉛筆と一緒に

決して上手ではないけれど、絵を描くことは小さな頃から好きだった。あなたも絵を描くことが好き？ あなたの描いた絵をいつか見てみたいな。

お気に入りの画材は、水彩色鉛筆。普通の色鉛筆のように色を塗って、その後、水を含ませた筆でなぞると、まるで水彩画のようなタッチになるんだよ。透明に、淡く、滲むの。お手軽なので、もしあなたがまだ水彩色鉛筆を使ったことがないのなら、ぜひ一度使ってみるといいよ。

私がどんな絵を描くのかというと、草花だったり、人物画だったり、ファッション小物だったり、色々。あっ、なんだかわけのわからない抽象画を描くこともあるよ。

普段は小さなスケッチブックに描いてる。大きな作品はあまり描かないかな。愛用してるのは月光荘画材店のスケッチブック。以前京都の恵文社一乗寺店で手に入れたの。

それから最近はいわゆる「大人の塗り絵」にも時々取り組んでるよ。今、精巧な下絵の塗り絵の本がいっぱい書店に並んでるよね。結構、面白いよ。無心で塗っていると、嫌なことを頭から追い払える気がして。あなたもやってみたらどう？

油絵にも挑戦してみたい気持ちはあるけれど、とりあえず今は水彩色鉛筆が私の相棒。ヨーロッパの美しい街並みをスケッチして回りたいな、なんて空想したり。パリとかプラハとか絶対いい感じだと思う。

今は手軽にスマホで写真が撮れるけど、対象をしっかり見つめること（＝インプット）そしてそれを自分の中で再構成して表現すること（＝アウトプット）、そういう行為はとても大切なんじゃないかな。今後科学技術が発達してますます便利な記録装置ができたとしても、私は描くことを続けたい。

あなたも「ちょっと絵を描いてみようかな」っていう気持ちになってくれたらいいな。絵手紙を交換し合えたりしたら楽しいだろうね。そんな日を夢見て。